夢解き ~夢の世界からのメッセージ~

夢分析専門のブログです。心理学をベースにした、かなり専門性の高い夢分析を行っています。夢占いとはまた違う解釈で分析していくので、過去記事などを参照してください。

亡き父が自分を抱き上げる夢

【夢内容】

 教会の様にバージンロードみたいな通路があり、その両脇に何列ものパイプ椅子らしきものが並んでいました。
その通路をゆっくり歩いていると20年近く前に亡くなった父がにこやかに抱き上げてくれました。それまでは今の30代の自分だったと思います。抱き上げてくれた瞬間から幼い頃の自分でした。(と言っても多分12/3歳だと思います)そして、私を抱きかかえたまま、並ぶパイプ椅子の列の最後まで連れていかれます。通路の右側です。
列の終わりの方に祖母がにこにこしていて、祖父が「ぁあ、綺麗な顔になったなぁ」と言っていました。
最高後のパイプ椅子から二番目と三番目に祖母、祖父が座っていて、最高後のパイプ椅子の脇に降ろされました。父は幼い私に向かって膝をついて、私の両肩を両手で優しく掴み、「分かってるな」と左手を頭に置いて微笑んでくれました。
暖かくて優しい夢でした。
そこで夢から覚めました。

【鑑定結果】

失礼を承知で書きますが、ひょっとしたら亡くなった時のお父様と同じ年齢か近い年齢ではありませんか?
いえ、ただの勘なのですが。
自分がお父様と同じ年齢になったことを、無意識で実感しているのではないかと思います。この年齢のお父様が何を感じ、何を見て生きたのかを、無意識に考えたかったのかもしれません。

また、そうでなくとも、20年という歳月を経てもお父様に対する愛が不変であることを、身をもって実感されていると思います。
そしてまだまだ甘えたかったのと、気付いた時は親無し、という親孝行が出来なくて悔しい思いも含まれます。

それでもお父様は分かっているよ、というメッセージを伝えたかったんだと思います。
「見守っているよ」というメッセージよりも、夢主が「親孝行出来なくて悔しい」という思いで、お父様は「大丈夫、しっかりと親孝行出来ているから分かってるよ」というメッセージを送りたかったのでしょう。
そういう意味で、「ちゃんと伝わってるよ。分かっているな?」と言いたかったんだろうと思います。

夢主がお父様と同じ年齢まで元気に生きてこられただけでも親孝行だとおっしゃっているんだと思います。
これは夢分析でも何でもなく、私のただの勘ですが・・・。

世の中には、父親が生きていてもろくに会話せずに不幸な子供もいます。
その中で亡き後もしっかりと心を通わせられるのはとても幸せなことだと思います。




(※多い場合は抽選となりますので、ご了承下さい。また、鑑定したものは全て記事に上げます。直接ご連絡することはありませんので、こまめにチェックをお願い致します。今のところ空いていますので、100%近く鑑定出来ます。)