映画レビュー【オズ はじまりの戦い】
あらすじ
傲慢(ごうまん)ながらも、どこか憎めない奇術師のオズ(ジェームズ・フランコ)。ある日、気球に乗り込んだ彼は竜巻に遭遇し、カンザスから魔法の国オズへとたどり着く。そこは邪悪な魔女に支配されており、人々は予言書に記された魔法使いオズが国を救ってくれると信じていた。その魔法使いと同じ名前だったことから救世主だと思われたオズは、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)に引き合わされた東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)から、南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の退治を頼まれる。
シネマトゥデイ (外部リンク)
【感想】ネタバレもあるかもしれないのでご容赦下さい。
辛口です。
取り敢えず、良かった所を。
人形の少女が可愛かったです。一番好きなキャラだったと思います。
それだけだったような気がします。
ストーリー展開はむちゃくちゃでした。ハリウッドお約束の展開っていう感じで、結局悪い魔女は姉妹だったわけ? っていう感じの……。あ、いや、妹も被害者か。
で、肝心の良い魔女は美人じゃな(失礼
むしろ黒幕の姉の魔女の方が美しかった。
魔女らしい魔女って感じでセクシーでした。だってレイチェル・ワイズですもん。
良い魔女であるミシェル・ウィリアムズも美女に違いないけど、多分メイクと衣装が悪かったんじゃないかなと思います。
美女にも色んなタイプがあるわけで……。
知的で美しい人といえば、ナタリー・ポートマンがぱっと思いつきます。
セクシーで少女っぽい美女といえば、スカーレット・ヨハンソンなど。
それぞれに役割があるんですよ! 多分人選ミスだと思います。
ほいで、オズさん……。軟派キャラだったんですね(笑)
オズの魔法使いに出てきたオズさんは老人で、気むずかしそうな感じでしたけどねえ。
軟派野郎だったとは……。ちょっと肩すかし食らった感が否めません。
で、で、良い魔女とのラブシーン、いりませんから。
ファンタジーにラブシーン、挟んでほしくないんです……!
オズの魔法使いが名作なのは、ラブシーンがないこと、完全ファンタジーであること、仲間というチームワークがあること。そしてオズからもらったギフトが散りばめられていること。
良い魔女と悪い魔女のポジションが明確していたこと。(でもドロシーの家が落ちてきた時死んじゃいますけどね、セオドラ。かわいそうすぎて……。)
手品で悪い魔女を懲らしめたのはまあ良いとしましょう。
でも、魔法を使える魔女が、そんなことでびびります?(笑)コントにしか見えませんでした、最大の見せ場が。
昔のオズの魔法使いファンとして、ちょっと許せなかったので酷評してしまいました。
ドロシー、下手に出さなくて良かったですよ、ホントに。
評価出来るのは、羽つき猿と陶器の人形が可愛かったことです!
最後にレビューする予定なのは、「パンズ・ラビリンス」です。乞うご期待!
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