夢解き ~夢の世界からのメッセージ~

夢分析専門のブログです。心理学をベースにした、かなり専門性の高い夢分析を行っています。夢占いとはまた違う解釈で分析していくので、過去記事などを参照してください。

龍馬を見送る夢

【夢内容】

  時は幕末、場所は京都西部。
 街道沿いに、竜馬が投宿していた安宿があった。竜馬はそこから明治維新の指揮をしていたのだった。
 今日はいよいよ大政奉還の日である。竜馬(りょうま)は御所へ行き、前政権より大政奉還を受け、御所の主となるのである。
 竜馬は一人息子の開王丸(かいおうまる)とともに、朝、宿を発った。もうここへは戻ってくることはない。
 私は傍観者として、宿の人たちとともに竜馬親子を見送った。竜馬は黒の紋付羽織袴、開王丸は純白の羽織袴で正装している。二人とも手ぶらで、すでに街道から右手に川に架かる橋を渡っている。
 京都の中心部までは道のりがあり、幼い開王丸にはきついのではないか、と私は思った。しかも手ぶら。何か荷物を持っていかなくてよいのか。
 「これから御所の主になるのだから、向こうですべて用意しているよ」誰かがそう言った。
 そりゃ、そうだよね。でも、ずいぶん安上がりな革命だったね。私はそう思った。

【鑑定結果】

自分がなりたいものを表しているんじゃないかと思います。
偉人だったり、歴史の人物だったりは、自分の憧れを投影したものです。
本当はこうなりたいのだ、こういうロマンを抱いて、自分の人生を豊かなものにしたいのだ、という強い気持ちの表れです。

でも現代ではなかなかこういう歴史を動かす機会はほとんど皆無に近いので、夢の中だけでも、と思うのですが、安上がりな革命だ、という風に結論つけてることで、このようなロマンは虚飾でしかない、と幻滅しているのです。

憧れる一方、どこか現実を見ている自分がいるのでしょうね。葛藤のせめぎ合いです。



(※多い場合は抽選となりますので、ご了承下さい。また、鑑定したものは全て記事に上げます。直接ご連絡することはありませんので、こまめにチェックをお願い致します。今のところ空いていますので、100%近く鑑定出来ます。)