夢解き ~夢の世界からのメッセージ~

夢分析専門のブログです。心理学をベースにした、かなり専門性の高い夢分析を行っています。夢占いとはまた違う解釈で分析していくので、過去記事などを参照してください。

亡くなった弟が繰り返し出てくる夢

【夢内容】

・母と田舎(宮城県)で、他界した弟の簡易仏壇(目印の青いキラキラした玉?も飾りました)を組み立てて『この仏壇なら弟も喜ぶね』と話していたり …。

・宮城で弟(顔色が悪く、具合が悪そうでした)が母の真横にベッタリとくっついていたり…
上記、どちらの夢も母は笑顔でした。

又、実家に幼少期の弟が居て(仏壇の真上に架空のベッドがあり、弟が生前と変わらず、実家で生活しているようでした。)私が泣きながら
『寿命がきたら行くから待っててね』と言ったら、幼少期の弟が
『泣けてくるけど頑張るね』
と涙目で答えたり…。

・弟の仏壇に海老を供える夢をみたり…。

・弟が光輝く街に居て、降り出した雪を見ていて、通りがかった私が弟の名前を呼んだら、笑顔で嬉しそうにこちらに走って来たり…。

又、弟が再度死んだり、生き返るような夢もみました。

太古の時代?(前世?)が出てきて、その時も今と同じ弟や母と家族で、弟が幼少期に死んで、弟の弔いの儀式をしていて(弟の魂はもっと母と居たいと訴えて来ました)10歳位の私が呆然としていたり…。


【鑑定結果】

心理としては、弟さんに対する愛情が深く、まだ死について無意識世界が受容しきれていない状態です。無理もありません、身内の死ほど強いストレスはありません。
時間が解決してくれると思います。それまで日々が辛いですが、弟さんが苦しんでいないことは確かであることを受け入れると、また違ったものになるでしょう。

弟さんの魂がまだこの世にとどまっているように思えるのは、亡くなってから49日過ぎていない影響もあるかもしれません。また、過ぎていたとしてもまだ最近のことですから、悲しむのは当然です。

意識世界も、無意識世界も喪失感でいっぱいです。美しい光景で、何とか癒そうとしているのです。これは自己防衛機能が働いているからなのです。
でなければ、ひどく悲しみ、生活するのもままならないでしょう。

弟さんの魂はどの時代に生まれても共にする運命である、と信じて、来世もまた会えたらいいな、という強い願いも含まれています。

この夢から伝わってくるのは、「夢主の並々ならぬ弟さんに対する深い愛情」です。
色んなことがあったと思います。でもそれもひっくるめて、弟さんを愛しているのだ、としっかりと伝わってきます。

本当にとても素敵な夢です。私も見たいくらいです。涙が出るほどとても心が温まりました。
弟さんが羨ましいです。こんなに想われて。



(※多い場合は抽選となりますので、ご了承下さい。また、鑑定したものは全て記事に上げます。直接ご連絡することはありませんので、こまめにチェックをお願い致します。今のところ空いていますので、100%近く鑑定出来ます。)