夢解き ~夢の世界からのメッセージ~

夢分析専門のブログです。心理学をベースにした、かなり専門性の高い夢分析を行っています。夢占いとはまた違う解釈で分析していくので、過去記事などを参照してください。

はさみで指を切り落とされそうになる夢

【夢内容】

六人の息子と一緒に暮らしているピアニストが、息子と一緒に音楽をするが、ピアニストは最終的に気が狂い、息子を爆弾とはさみで殺してしまうという物語のある音楽を聴きました。

聴いている人は、私以外に男女合わせて約20人いました。

物語は、動画で可愛らしい絵で表現されていました。
それを私たちはスクリーンで座って見ていました。

私たちは動画の息子が殺されるシーンを見るため、音楽を二度聴きました。
一度目は正常に終わりました。
しかし、二度目はスクリーンの中から息子達とピアニストが出てきました。
驚くことに、ピアニストは私の父だったのです。
ピアニスト(父)は自分の息子達をきちんとハサミで殺してから、私達を襲い始めました。

ピアニスト(父)は何故か、観客の人たちの右手の親指と人差し指の間を切っていきました。
私の横に座っていた女性が、切られて少量の血しか出ていなかった事が印象的です。
私は切られるのが嫌だったので、逃げました。
抵抗していると、ハサミを手に入れました。
ハサミで、心臓を狙って刺しても、なかなか奥まで刺さらず、ハサミで切り刻んでもなかなか死にませんでした。
私はこれを歯痒く思いました。
ピアニスト(父)が「私を殺せないだろう」と挑発してきたので、とても腹がたちました。
手に残った、心臓を狙って刺した感触が気持ち悪くて、目を覚ましてしまったので、最後まで怪我をすることはありませんでした。


【鑑定結果】

家族への不満が強いようですね。
精神世界(無意識世界)でバランスを取って、何とか頑張ろうとしているようです。
その嫌なもの、不快なものを断ち切りたく、逃げたい気持ちでいっぱいなのでしょう。
夢主自身が自分の中にある感情の矛盾、葛藤で苦しんでいます。自分の希望と周りの期待にズレが生じ、それが夢主のしたいように出来ず、もどかしくて、その感情を切り離したい気持ちが強くなっています。

周りからの圧力に負けたくない! 自分のやりたいようにやりたいんだ、ということをもう少し主張することが出来ればいいですね。

夢主の超自我(空気を読む自分)と魂(イド、リビドー=本質の欲望)が対立しています。その戦いです。
負けるわけにはいかないのです、なぜなら、魂(本当の自分)を守るためなのですから。



(※多い場合は抽選となりますので、ご了承下さい。また、鑑定したものは全て記事に上げます。直接ご連絡することはありませんので、こまめにチェックをお願い致します。今のところ空いていますので、100%近く鑑定出来ます。)